吉田隊長の後悔日誌

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zoom RSS 「百円の恋」 安藤サクラに尽きる。。

<<   作成日時 : 2017/03/08 11:08   >>

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 「安藤サクラ」という女優は数少ないプロの女優。。この映画は彼女なしには考えられない。。


解説
 松田優作の出身地・山口県で開催されている周南映画祭で、2012年に新設された脚本賞「松田優作賞」第1回グランプリを受賞した足立紳の脚本を、「イン・ザ・ヒーロー」の武正晴監督のメガホンで映画化。
 不器用でどん底の生活を送っていた女性が、ボクシングを通して変化していく姿を描いた。
 実家でひきこもり生活を送る32歳の一子は、離婚して出戻ってきた妹とケンカしてしまい、やけになって一人暮らしを始める。100円ショップで深夜勤務の職にありついた一子は、その帰り道に通るボクシングジムで寡黙に練習を続ける中年ボクサーの狩野と出会い、恋をする。しかし幸せも長くは続かず、そんな日々の中で一子は自らもボクシングを始める。
 14年・第27回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞。米アカデミー賞の外国語映画賞日本代表作品に選出されるなど高い評価を受け、第39回日本アカデミー賞では最優秀主演女優賞、最優秀脚本賞を受賞。



スタッフ
監督:武正晴
脚本:足立紳
製作:間宮登良松
企画監修:黒澤満


キャスト
安藤サクラ(一子)
新井浩文(狩野祐二)
稲川実代子
早織
宇野祥平


作品データ
製作年:2014年
製作国:日本
配給 SPOTTED PRODUCTIONS
上映時間 113分
映倫区分 R15+



画像

解説、写真:映画.comより http://eiga.com/movie/80512/



 日本の社会の底辺といったらよいのかな?
 タイトルの「百円」というのは斉藤一子(安藤サクラ)や他の登場人物たちの世界を表しているのだと思う。。百円の価値。。と自虐的に。。
 だからといって見続けることに抵抗感とか嫌悪を感じることもない。。時折コミカルに物語は進展していくからだろう。。

 実家の弁当屋を手伝うこともなく自堕落な生活を送る一子は出戻り子連れの妹「二三子」(早織)との喧嘩をきっかけ家を飛び出し一人生活を始める。。いつも訪れていた百円ショップでのアルバイトを見つけるがそこは社会の吹き溜まりのようなところ。。

 行き帰りの途中にあるボクシング・ジムに興味が湧く。。いや、そこで練習に打ち込む男「狩野祐二」(新井浩文)に惹かれたのかも。。金を忘れた。。と言って置いていったボクシングの試合のチケット。。狩野が出場する試合。。
 狩野はあえなく敗退してしまうが一子は何かを感じてしまう。。

 いつしか一子はそのジムの練習生として通うようになり猫パンチを繰り出す毎日。。「検定に応募したい。。」
 しかしジムの会長は「女性のプロ制限は32歳なんだよね。。お嬢ちゃん。。」と諭すが。。
 一子はすでに32歳であった。。しかしあきらめることなく一子にボクシングを教えるコーチの存在が清々しい。。ホッとする。。

 自堕落な生活で体も重く脇腹にも贅肉がつきまくっていた一子は日々ボクシングの練習に突き進んでいく。。生まれて初めて見つけた目標であるかのように。。

 驚くのは一子(安藤サクラ)の体型の変化。。それとともに体の動きにキレが出てくる。。スリムになるとともにこの人は実は可愛らしかったんだ。。と思わされるようになる。。

 なんとか掴んだ実戦試合。。控室からリングに向かうまでの一子はワン・カットで捉えられる。。今までには見せたことのないような表情と雰囲気に圧倒される。。

 この役は女優「安藤サクラ」でなければならなかったはず。。そう思わされる。。
 彼女の映画を全部見てはいないが、初めてその存在を知ったのは園子温監督の「愛のむきだし」。。妙に記憶に残る女優さんだ。。と思い、その後「かぞくのくに」「0.5ミリ」などを拝見した。。「安藤サクラ」が主演だ。。ということで。。
 とにかく存在感がハンパない。。

 
 試合観戦に来ていた犬猿の仲の妹「二三子」も何かを感じ思わず叫ぶ「立ち上がれ!この負け犬!」。。思わず目頭が熱くなる。。必死に戦う人間には応援するしかない。。
 この映画にカタルシスを求めるならボクシング・シークエンスで終わらせるべきだろう。。しかし物語は続く。。蛇足と見る向きも多いようだが意味もある。。
 少しだけど生きる意味を知った一子は小さな恋も手にいれたようだ。。「百円の恋」だけど。。

 この映画から感じ取れることの一つ。。
 やりたいこと。。夢中になれることを初めて見つけた一子はこの先も納得のいく人生が送れるだろう。。大事なのは自分が何をやりたいのか。。何がやれるのか。。それを見つけることだ。。




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